かれこれもう12回目のカウントダウンです。今年はすこし奮起しまして、劇みたいなことをやろうと思いました。「劇みたいなこと」と濁しているのは、まあ劇とイベントのあいのこぐらいになるかな、という予感があるからですが、ゲストにダンスカンパニーやミニミュージカルが得意な人たちや、そのほか規格外の人たちがいるから、でもあります。
僕らは「ハイタウン」というフェスを京都でやってまして、今年の5月にもやったんですが、これがジャンルを超えた感じで底抜けに面白く、いっそこの顔ぶれで1つの演目をやれたら、と夢想したのがこの「劇団ハイタウン」です。めいめい混ざりあったり得意技を出しあって一連のサーガを物語る、という気宇壮大なイメージでいます。
そしてサブタイトルのさらにカッコの中の「石田剛太のマトリョーシカ」というのは、文字通りうちのメンバー・石田くんのマトリョーシカです。石田くんが家に後輩を呼んで鍋をもよおすときに必ず後輩に見せてくるのがこのマトリョーシカで、いちど「暗い旅」という番組でも取り上げたことがあるんですが、今回はこれがピンチになるところから始まるマトリョーシカ活劇です。
前置きがこれほど長くなるとは思いませんでした。が、まあこういう奥まったことを盛大に面白がるのがカウントダウンだと思ってますし、奥まりついでに10大ニュースとか初詣とかじゃんけん大会もやりますので、大晦日はぜひKBSホールに、石田くんのマトリョーシカとそれを巡る劇みたいなことを観にいらしてください。電車もありますし!