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今回のカウントダウンは大トライアウト!


過去20年の中の数ある劇や企画の中から、
みなさまがもう一度みたい!と思う、
あのシーン、あの企画を蘇らせます!

以下の「リクエストする!」ボタンより、
メールリクエスト大募集!
いくらでも送ってください!

(例)「来てけつかるべき新世界」のパトローがみたい!
(例)暗い旅に出てきた”ゴチャアキ”を生でみたい!
(例)スタンバイズ再結成ライブがみたい!
(例)「ソリ」って一体全体、なんですか!?
(例)「WINDOWS5000」を、今回じゃなくてもいいからガッツリ再演!
(例)ムネリンピックを、THE MOVIEに!
(例)「囲むフォーメーション」をノベライズしてほしい!

リクエストの数ではなく、熱量で決めたりもします。
どうか熱いリクエストを!
お待ちしております!


リクエスト受付は終了しました。
たくさんのリクエストありがとうございました!

20年の歴史を振り返る!
ヨーロッパ企画ヒストリー


1998年

10月



同志社大学の演劇サークル「同志社小劇場」内で、諏訪・永野・上田の3人でユニット結成。このときはまだ一回限りのつもりだったので、名前はなかった。


11月



第1回公演「ところで、君はUFOを見たか?」を、大学の学園祭で上演。「UFOにさらわれて、船内で待たされている2人」という設定のSFシチュエーションコメディ。教室に舞台装置や機材を持ち込み、200円で上演した。

1999年

2月



「ところで~」で味をしめ、またやろうということになり、ユニット名を「ヨーロッパ企画」とする。そして前回を第1回公演だったことにし、第2回公演として5人芝居「4人」を上演しようとするも、諸事情で実現しなかった。


5月



第2回公演「翼よごらんあれが恋の灯だ」を、大学のキャンパスに野外テントをたてて上演。天使たちが人間の恋を応援するラブコメディ。役者が一気に10人くらいになり、石田・本多もここで加わった。


8月



第3回公演「戦う」を、大学のホールで上演。海外で紛争に巻き込まれた日本人たちの避難所生活を描いた、シニカルな会話劇。酒井が加わった。


12月



第4回公演「翼よごらんあれが恋の灯だ」(再演)を、大学のホールで上演。もともとは新作「あの娘にサイコキネシス」をやる予定だったが、上田が筆につまり、急きょ再演に差し替えた。


2000年

3月



「同志社小劇場」から独立。以降は学外で活動するも、ときどき大学内でも活動していた。


4月



第5回公演「苦悩のピラミッダー」を、京都大学の吉田寮食堂ホールで上演。古代エジプト人たちがピラミッドを建設する、古代文明コメディ。このとき初めて中川が日替わりゲストとして参加。以降しばらく客演として出たのち、いつのまにかメンバーに。


8月



第6回公演「衛星都市へのサウダージ」を、ギャラリー「スペースKS」で上演。未来の宇宙移民たちを描いた、SFロードムービー。


9月



オリジナルビデオ「ヨーロッパ企画月へ行く」をリリース。コントや企画などを30個ほど撮りおろした、VHSビデオ作品。


12月



第7回公演「冬のユリゲラー」を、同志社大学のホールで上演。1年前にやれなかった「あの娘にサイコキネシス」に再チャレンジ。クリスマスイブの喫茶店にエスパーたちが集まる、サイキックコメディ。


2001年

2月



ラジオCD「ヨーロッパCD#1」を製作、HPのお客さんにプレゼント。内容はトークやコント、歌など。これ以降#3まで作った。


4月



「アトリエ劇研演劇祭」のオムニバス企画に出演。中学教師たちが組体操のことで話しあう「苦悩のピラミッダー2」という短編を上演。

プロデュース公演vol.1「ヨーロッパ企画」で、京都市内3会場を巡るプチツアーをやる。架空の街を舞台にしたコントオムニバス。「4人」「ミサイルメン」などのコントが生まれた。プロデュースといいつつ、出演者はいつもと同じだった。


5月



「E-1グランプリ」という短編演劇のコンテストに応募、はじめて東京へ。いきなりの本多劇場で、「苦悩のピラミッダー2」を上演し、みごと1位で予選通過。


8月



第8回公演「サマータイムマシンブルース」を、京都・ARTCOMPLEX1928で上演。大学のSF研究会にタイムマシンが、というSF青春群像劇。これまで横ばいだった観客動員数が、一気に倍ほどの800人超になる。


9月



「ガーディアンガーデン演劇フェスティバル」に出場、二度目の上京。10分間の公開審査で、ここでも「苦悩のピラミッダー2」をやり、命からがら通過。正式上演ができる3団体に選ばれた。


10月



ライブイベント「sai vol.1」に、映像コントで参加。「そっくりさん」「死ぬ」「ソーセージ」など。このあと、いくつかの学園祭やイベントでこれを上映。


12月



第9回公演「12人の追い抜けないアキレス」を、大阪・rise-1シアターにて上演。劇団衛星さんに合同企画として誘ってもらい、初めての大阪公演。目が覚めたら謎の白い部屋にパジャマでいた12人、という密室コメディ。


2002年

1月



「新春!! rise-1杯争奪 劇団バトル」というイベントに出演。ゲームや早口言葉で対決するも、最下位に。翌年も同じイベントで最下位となる。


2月



第10回公演「冬のユリゲラー2002」を、東京と京都で上演。東京はガーディアンガーデン演劇フェスでやるも、反応が芳しくなく、動揺して京都公演まで引きずる。とはいえ動員は2都市で1000人を達成。


3月



「E-1グランプリ」の決勝戦に、短編「4人」で挑むも、敗退。


4月



上田が好きだったバンド、シュガーフィールズさん主催の「嘘休み」というライブに、短編「ミサイルメン」で出演。


5月



ヨーロッパ企画+シュガーフィールズpresents「Europe Fields Forever」を、京都・大阪・長野の3都市4会場でツアー。連作コントとライブが絡み合っていき一つの話になる、というコラボレーション公演。


6~7月



「週刊シャトナー研」「博士の異常な研究」「TIP COLLECTION」などのイベントに出演。


8月



ABC「パフォーマーin小劇場」という番組に出演、短編「4人」が放送される。翌年も同じ番組に出演。


9月



第11回公演「ロードランナーズ・ハイ」を、京都・東京・大阪の3都市で上演。ものすごく散らかった学生寮を掃除しつつもついゲームしてしまう、という青春群像劇。大阪では「よしもとrise演劇祭」で優勝、賞金300万円を手にした。このころみんな大学を出て、劇団を続けていくことになる。


10月



扇町ミュージアムスクエアで、「TIP COLLECTION 2002→2003」に出演。「苦悩のピラミッダー2」「矛盾」「サッカー」という3本のコントを披露。

NHK「とっておき関西」に出演。生放送で、コント「サバディ」を披露。このあとも何度か出演し、「サッカー」「審判」などのスポーツものを披露。


11月



イベント「ひげのレコード寄席」に出演。永野のスライドトーク「攻撃力の高い数字ベスト10」ほかを披露。


12月



嵯峨芸術大学の学園祭に、昨年に続いて出演。永野のスライドトーク「今でも会いたい友達ベスト7」ほかを披露。


2003年

1月



売込隊ビームとヨーロッパ企画第1回公演「サッカー」を、大阪で上演。お互いに1時間ずつのコメディを上演し、それが表裏でつながっている、という合同公演。草サッカーの試合結果を巡って商店街とスーパーが攻防する話。


2月



バーイベント「サタデーナイトヨーロッパ企画」開催。大阪のバーで、バーテンとしてオリジナルカクテルを出したりしながら、過去の映像や料理対決を披露。


3月



OMSファイナルイベント「LOVE!LOVE!OMS!」に出演。短編「イカダに俺の乗るスペースがない」を上演。


5月



第12回公演「囲むフォーメーション」を、東京・京都・神戸で上演。「囲」型の9部屋からなる研究所で、プログラマたちがスパイ対策のフォーメーションを考える。それを時間を9回繰り返してひと部屋ずつ見せる、というパズリックな構成の劇。


7月



イベント「裏カモロック」を、カフェエトワにて開催。約30個の企画映像や街ネタを撮影し、ワイドショー風に見せた。


8月



第13回公演「サマータイムマシン・ブルース2003」を、大阪・東京で上演。大阪は、閉館前の近鉄小劇場での公演。また、この東京公演をきっかけに、映画「サマータイムマシン・ブルース」が作られることになった。

ローカルFM「ラジオ道」が、京都一円でスタート。月に一度、いろんなシチュエーションでロケラジオを試み、一年ほどで終了。


11月



NHK「digTVスペシャル」に参加、映像コント「オセロ」「バスケ反則集」を披露。

同志社大学の学園祭に呼ばれ、凱旋にはりきる。新作「トロフィーと興奮」ほか、4本のコントを上演。


12月



Lマガジンにて、「Eマガジン」連載開始。Lマガジンに牙をむく雑誌内雑誌、というスタイルで、4年間連載。

第14回公演「空前のクイズアワー」で、各地のライブハウスなど14会場を巡るツアーを敢行。平和すぎる町の警官たちが、ひとつの飛び降り自殺をきっかけに謎を巡って奔走する。それをクイズ形式で描いていく、という実験的なコメディ。

DVD第1弾「サマータイムマシン・ブルース2003」を、撮りおろした特典映像とともに自主製作して発売。以降、豊富な特典とお求めやすいお値段で、リリースし続けている。

カウントダウンイベント「空前のクイズイヤー」を、京都・ARTCOMPLEX1928で開催。クイズやオセロ、餅つきなどを6時間にわたって行った。ここからカウントダウンは恒例となり、酒井だけカウントダウンさせないというドッキリもしばらく恒例に。


2004年

4月



短編映画祭「ショートショートムービーフェスティバル」を、3会場で開催。メンバーやゲストが5分以内の「ショートショートムービー」を監督し、観客投票でグランプリを競うイベント。

雑誌「カーセンサー」にて、「ピンチはこうして切り抜けろ!」「チャンスでこれだけはやっちゃいけない!」を週替わりで連載するも、すぐに終了。


5月



第15回公演「ムーミン」を、名古屋・東京・京都で上演。谷で遊び暮らす男たちの暮らしぶりを描いた、ファンタジー風のコメディ。このころ劇団員募集を行い、角田・土佐・西村が加わった。


6月



GGフェス神戸公演のナビゲーターとして、「ヨーロッパ企画の館内放送」をKAVCで行う。翌年もやる。


7月



HPに「ヨーロッパスタジオ」オープン。いろんな企画をとりあえず世に放ってみる、ファーム的な場所に。

フリーペーパー「SCRAP」にて、「ヨーロッパ企画の街にサプリメント」連載開始。以降、「土佐和成のイベントCHECK IT OUT!」「角田貴志責任編集 微術手帖」などを連載。


8月



第16回公演「インテル入ってない」を、大阪・東京で上演。ロボット工場のラインを改善していくコメディ。新メンバーや客演をたくさん迎えて、心機一転の顔ぶれで行った。


11月



嵯峨美術大学の学園祭にまたも出演。屋外ステージで、寒風に吹かれながら15個のプチ企画を披露。

ヨーロッパ企画+シュガーフィールズpresents「Europe Fields Forever」を、東京と京都で再演。キャストが新しくなり、コントや映像も作り直した。


12月



下北沢でのコントイベント「絹7」にて、短編「イカダに俺の乗るスペースがない」を上演。翌々年にも出演。

カウントダウンイベント「ヨーロッパエキスポ'05」開催。ロボット対決、人工知能オセロ、永野によるモニュメントなど、当時の技術の粋をあつめて万博っぽく披露。またも6時間ぐらいのイベントに。


2005年

2月



第17回公演「平凡なウェーイ」を、3都市で上演。それぞれのストーリーを生きる人々が、途中の「道」で関係ない事件に巻き込まれてしまう。前半が映像、後半が舞台という変わった構成で見せた。5月にはこの作品で、「パルテノン多摩小劇場フェスティバル」にも参加。


3月



「OSAKA SHORT PLAY FESTIVAL 2005」に参加し、短編「ヨーロッパ企画の宇宙戦争」を上演。

ABCラジオにて、特番「ヨーロッパは夜の8時。」がオンエア。諏訪・石田・上田がパーソナリティとなり、コントや企画などで構成。翌月には第2弾もオンエアし、そこからレギュラーに。


4月



「ヨーロッパスタジオ祭り」を、WEB上で開催。1週間にわたって、毎夜のチャットライブや「24時間つぶやきスワー」「24時間コンビニGO太」などの企画を実施。

EZチャンネル「月刊★TV デラックス」にて、携帯用ショートムービーを配信。「オセロ名人戦」「ト音記号」「永野宗典珍プレー集」「すもう」「バスケ反則集」など。


5月



EZ「動ちゃく!」にて、「ヨーロッパ企ちゃく」を配信。西村プロデュースのもと、「押さないで!元帥くん」「密書!ん?インポッシブル!」などの動画コンテンツを作った。

「第2回ショートショートムービーフェスティバル」を、3都市で開催。新たにタイトル部門を設け、「ドラゴン」というタイトルしばりで5分間の映画を作りあった。8月には名古屋で「SHORT SHRTS FILM FESTIVAL 2005」にも参加。


6月



ミヤコハンタープロデュース「音楽と映像の祭典2005」にて、短編「ミサイルメン」を上演。


7月



「夏の陣(サマーフォーメーション)」と銘うって、過去2作を連続再演。第18回公演「サマータイムマシン・ブルース2005」は、映画化に合わせて札幌・福岡などの5都市と学校公演もやる。第19回公演「囲むフォーメーションZ」は、キャストを初演の8人から14人に増員し、京都と東京で上演。


8月



フジテレビ「劇団演技者。」にて、「冬のユリゲラー」がドラマ化。


9月



映画「サマータイムマシン・ブルース」が全国公開。本広克行監督が2年前の「サマー~2003」をご覧になり、映画化が実現した。上田が脚本、永野・本多が舞台と同じ役で出演。他のメンバーも未来のSF研究会部員として出演。

ABCにて、特番「ヨーロッパ企画のロケコメ!」がオンエア。街中の色んなロケーションでコメディを作ってお客さんの前で上演する、という番組。「プリクラ」「コインランドリー」「学食」「ガソリンスタンド」「銭湯」「川」の6か所で、それぞれコメディを披露。

京都METROにて、「SECOND ROYAL meets SUMMER TIMEMACHINE BLUES」に出演。「ヨーロッパ企画の宇宙戦争」を披露し、映画の効果か、本多が1人のお客さんにだけキャーッと言われた。


10月



ABCラジオにて、「ヨーロッパは夜の9時半」スタート。ラジオコントや、「ファミコン断末魔」「しょうもショート」「すべてショッカーの手下」などの企画を、毎週30分放送。倉本美津留さんが、月1回の検閲官として来てくださった。

Y2S企画の公演「SNOW DOME」にゲスト出演。劇中のワンシーンで、スライムを大量に使ったクローン実験室のコントを披露。


11月



ニッポン放送「フジテレビ20ミニッツ」で、架空のテレビ局「ヨーロッパテレビ」がフジテレビの番組をうらやむ、という番宣コントを2か月間やる。


12月



小籔千豊+ヨーロッパ企画による、ジェントルメンクラブ「ゴルフ」を、大阪で1日だけ公演。「ゴルフ」をモチーフにしたコント集で、ラストには劇場自体がゴルフコースになる大仕掛けが。

ニッポン放送にて、ラジオ特番「ヨーロッパ企画の数撃っていこう」がオンエア。「誰がラーメンをすすってるでしょうか?」「グァバジュースをグァバグァバ飲む」などの企画を10個ほど数撃った。

カウントダウンイベント「ヨールドカップ'06開催!?」を、例年どおりARTCOMPLEX1928にて開催。漫才トーナメント「ヨーロザッツ漫才」や映画対決、そしてサッカーゲームのトーナメントを朝方まで。


2006年

1月



上田と当時メンバーだった伊藤紘介によるトークユニット「ふじだなサミット」が、第1回集会を開催。2人が秘蔵するビデオやCDなどを持ち寄って、気になるポイントを話すという内容。1回目は京都METROで、2回目は7月に新宿ロフトプラスワンで行われた。

イベント「第3回SSMFの傾向と対策」を、ふじだなサミットと同日に開催。第2回の優秀作品とそうでない作品を見比べた。


2月



「ヨーロッパは夜の9時半」の公開録音を、梅田タワレコにて開催。洋楽に日本語詞をつける企画「KING OF KINGS」の決勝戦を行った。またプレゼント用に「ラジオコントDVD」を制作。以降、半年ごとぐらいに公開録音を行う。


3月



第20回公演「Windows5000」を、4都市で上演。近未来の超集合住宅に住む人々を「Windows5000」というソフトで覗き見る、というコメンタリーのような異色作。


4月



新宿ロフトプラスワンにて、倉本美津留プレゼンツ「ヨーロッパ企画な昼」を開催。ヨーロッパ企画のこれまでの活動を、映像とともに振り返りつつトーク。

ABCラジオ「ヨーロッパは夜の9時半」が、「ヨーロッパ企画の試験放送」としてリニューアル。「ヨコハマのコーナー」「童謡のつづき」「ウソの会」「バイト男」などの企画を、約2年間にわたり毎週オンエア。

ラジオCM「関西ドコモ・こちらヨーロッパプランニング」が、FM802でレギュラー放送。新進の電話会社「ヨーロッパプランニング」が、関西ドコモにあやかりつつ、携帯の新サービスを考える、というコントCM。

ニッポン放送「ミューコミ」内で、ラジオコントが週1回オンエア。「ミューコミ学園生徒指導室」は、教師たちが生徒から取り上げたマンガにハマるコント。「NO NAME NO LIVE」は、初ライブの前に名前が決まってないバンドのコント。

京都のフリーペーパー「Ciao」にて、「同姓店めぐり」をメンバーみんなで連載。自分とおなじ苗字の店を訪ねてしゃべる、という好企画ながらも、すぐ終了。


5月



「第3回ショートショートムービーフェスティバル」スタート。この時から「予選」と「本戦」ができ、予選突破をめぐって争いが一気に苛烈になった。また7月には、「名古屋シネマ・フェスティバル2006」にてセレクション上映も。


6月



土佐・角田・永野・中川による、同級生ユニット「ザ・スタンバイズ」結成。「ベビー・ピー」の公演にゲスト出演し、バイクで劇場を走り回った。また「69のカフェ・オ・レーベル」というライブでは、各人が楽器を練習してきてステージ上で初セッションをした。などの攻めた活動ぶりで、いくつかのライブに出たりWEBラジオをしたあと、4年後に解散。

「第2回ヨーロッパスタジオ祭り」を、WEB上で開催。またも1週間にわたり、チャットステージや「劇的ビフォーアフ太」「24時間ドリブルツアー」などの中継企画を敢行。最終日には、チャットとログをつかった推理ドラマ「ヨーロッパ殺人事件」も行った。

活動の礎とするべく、2003年ごろから劇団のマネージメントをしてきた吉田和睦とともに、「株式会社オポス」を設立。ちなみに「オポス」とは、上田が中学生のころに作っていた、パソコンゲームの主人公の名前。


7月



ワークショップ「ラジオコントスパーリング」を、大阪・芸術創造館にて開講。参加者にラジオコントを書いてもらい、ラジオで実際にオンエアするという試みだったが、受講者は1人だった。

原田泰造さんが主演を務める劇団・代田'Nプラネッツの旗揚げ公演「恋するクランケにキスと包帯を!!」で、上田が脚本、永野・諏訪が出演。入院患者たちが重病をおしてコンパしたがる、合コンコメディだった。


9月



第21回公演「ブルーバーズ・ブリーダーズ」を、7都市で上演。現代に現れた青い鳥をめぐる、広告代理店のチームの動線のもつれを描いた、わずか60分のドタバタ劇。

諏訪編集長による非公式パンフレット「ヨロッパ通信」創刊。いつも公演の中身がギリギリまで定まらないので、本編とあまり関係ない内容にしよう、という編集方針。ここから本公演ごとにリリース。


10月



「ヨーロッパ企画の試験放送」の公開録音として、「童謡のつづきライブ」を、大阪・りそな銀行のロビーで行う。童謡のつづきを勝手に作る、という企画の新曲発表ライブ。

ロックフェス「ボロフェスタ06' 」で、「ことわざジェスチャー」という企画ふうのコントを披露。ここからいくつかのイベントやフェスでこれをやる。

「ヨーロッパ企画の試験放送」の企画で、M-1グランプリに出場。「ユーモアトリオ」(酒井・諏訪・永野)、「学生グルメ」(石田・本多)、「マリーゴールド」(中川・土佐)の3組に分かれて挑戦し、1年目はユーモアトリオだけが1回戦を突破。翌年はほかの2組が突破し、ユーモアトリオだけが落ちた。

SCRAP主催「面白企業説明会」に、ゲームメーカー「インテリジェントシステムズ」さんとタッグで参加。グラフィッカーの方と酒井が「マリオペイント」で対決してプロの凄みを知る、というプレゼンで、みごと優勝。


11月



「冬の爆走キャンペーン」と冠して、年末までイベントごとへの出演ラッシュがはじまる。まずは京都・建仁寺にて、当時ラジオの構成をやっていた大歳倫弘らによる若手コント公演「木魚を叩き割れ」を上演。

コント公演に続いて、大歳の作・演出による企画外公演「グアムで見つけた奈良のボール」を、同志社大学の学園祭で上演。透明ランナーが禁止になった小学校と、かつてグラウンドをさらった津波の関係を、アパートの内見で雨宿りする2人がひも解いていく。

表参道ヒルズで行われた「カミロボ・エンターテイメントショップ」というイベント内で、「居酒屋ブルーキラー」という30分の劇を、みちのくプロレスの方々と上演。最初はリングでのプロレスから、居酒屋でのコメディになって、最後は紙人形によるプロレス遊びになる。


12月



HEP HALLにて、野性爆弾さんの展覧会「野性爆弾EXHIBITION」に、2日間にわたって参加。「野性爆弾×上田誠」の回では、上田が考えたプチ企画を野性爆弾さんと一緒にやった。「野性爆弾×ヨーロッパ企画」の回では、互いにコントタイトルを交換しあってコントを作った。

精華大学にて、ワークショップ「コントの作り方」を開催。メンバーそれぞれが各チームの座長となり、5日間でコントを作って発表。2010年には、同志社大学でも開催。

新宿ロフトにて、ライブ「SET YOU FREE」に出演、「苦悩のピラミッダー2」を披露。以降、このイベントにはなんどか出演。

フジテレビで行われた演劇祭「お台場SHOWGEKI城」に参加。「歳末スペシャル2006」と銘うって、「グーニーズ」「バス」「トロフィーと興奮」など、1時間のコント集を上演。

カウントダウンイベント「大企画会議」を、4年目も同じくARTCOMPLEX1928にて開催。2007年の新しい動きを提案する大プレゼン大会を行い、朝日とともに新年を迎えた。苛烈だった「冬の爆走キャンペーン」も、なんとか走破を遂げた。


2007年

2月



HTB「すばらしい世界」にて、上田がショートドラマ「たなからぼたもち」の脚本を書き、酒井・諏訪が出演。翌年には大歳も「キカイな取調べ」という脚本を書き、これを藤村忠寿Dが演出。

映画「デジャブ」の宣伝企画として、諏訪・永野・上田による映像企画「デジャブ3兄弟」を配信。すごくデジャブを感じてしまう体質の3兄弟が街を歩く、というもの。

次回公演「バック・トゥ・2000シリーズ」にむけて、「公開記者発表」というイベントを、タワレコ梅田NU茶屋町店で開催。エジプトの象形文字クイズや、スプーン曲げなどを披露し、以降しばらく公演のたびに行った。

大阪の映画監督集団「CO2」からの挑戦をうけ、「ショートショートムービーフェスティバル団体戦 in CO2」を開催。互いに5本ずつ作品を出しあって戦った。


3月



京都・トランスポップギャラリーにて、かせきさいだぁさんの個展のトークショーに、メンバーが出演。かせきさんが撮りためた写真を見てしゃべるというもの。翌年も、大阪の個展に呼んでいただいた。


4月



連続ショートドラマ「ユキポンのお仕事」が、テレビ東京にてオンエア。上田が脚本、メンバーがバイト役でそこかしこに出演。

「バック・トゥ・2000シリーズ」と銘うって、2000年に上演した3作品の連続再演がスタート。まずは第22回・23回公演として、「苦悩のピラミッダー」と「冬のユリゲラー」を、メンバーが半分ずつに分かれて同時再演。そののち合流して、第24回公演「衛星都市へのサウダージ」を再演。それぞれを東京と大阪で行い、合計91ステージという膨大な公演数になった。


6月



「衛星都市へのサウダージ」の関連企画として、ラジオドラマ版「ところで、君はUFOを見たか?」をニッポン放送でオンエア。「東貴博のヤンピース」にて、諏訪と東さんの二人芝居として作られた。


7月



関西テレビの番宣番組「カンテーレ ゲキ★コン」にレギュラー出演。新ドラマのロゴを考えるデザイン会社、というコントを皮切りに、「ヨーロッパプランニング a GOGO」「ヨロテーレ」「Don't スタンドバイミー」など、ミニ枠のシリーズが作られた。


8~9月



「第4回ショートショートムービーフェスティバル」スタート。「黄金」という共通タイトルが設けられ、「メンバー予選会」と「一般予選会」ののち、ゲストを交えて「本選」を大阪と東京で行った。このプレイベントも、名古屋・伏見ミリオン座と、大阪・なんばアップルストアで開催。


9月



大歳や西村らによる、若手ユニット「ソリ」が始動。第1回公演「トラの抜け穴」を、同志社大学クローバーホールにて上演。体育大の学生たちの、テストの抜け穴をめぐる群像劇。以後「ソリ」は、公演やイベントを翌々年ごろまで行った。

「ヨーロッパ企画のロケコメ!2」が、ABCにてオンエア。「2」ではゲストとして、小籔千豊さん、友近さん、ユースケサンタマリアさん、ザ・プラン9さんが参加。「建仁寺」「喫茶チロル」「アパート前川荘」「理容ナカハシ」「公園」で、コメディを作った。

「第3回ヨーロッパスタジオ祭り」を、過去最大規模で開催。1週間にわたるチャットライブと並行して、20個ほどのリアルタイム企画をブログやWEBラジオで行った。最終日には、酒井のロボット「ROFT」を救う、という謎解き企画をSCRAPさんと開催。酒井はROFTを探して京都中を駆け巡るも、結局タイムオーバーとなり、ROFTは黒焦げになってしまった。

イベント「27th京都SeeLフェア」に出演。平安女学院の講堂にて、コントを披露したり、ユーモアトリオが銭湯漫才をやったり。


10月



「永野・本多の劇的ラジオ」が、KBSラジオにてスタート。構成作家は中川と角田。そこから大歳が入って中川が抜け、ラジオドラマから「祗園太郎」が生まれたり、放送時間が変わったりしながら、2014年まで続いた。

関西テレビにて、番宣ドラマ「こづかい3万円劇場」が前後編でオンエア。サラリーマン石田が月3万円のこづかいでやりくりする。脚本を大歳が書き、メンバーと浅越ゴエさんが出演。

黒木正浩が、謎のイベント「黒木祭'07~導かれろ~!!」を、大阪・中崎町で開催。どうやら映画の上映会だったらしく、寸劇などもあったそうだが、本人の意向で詳細は明かされていない。翌年にもこれを京都と東京で開催。


11月



第25回公演「火星の倉庫」を、4都市で上演。うら寂れた港を舞台に、大小のコンテナが動いて地形がどんどん変わっていく群像コメディ。ここから会場が大きくなり、舞台装置も大がかりになり始めた。

公演キャンペーンイベント「午後のヨーロッパ企画」を、福岡公演に先駆けて、天神のcafe Tecoで開催。過去の映像を見つつ、トークや企画をするというもの。以降、公演前のキャンペーンでは各地で恒例となった。

「泉州佐野アートエンタメショウ」というイベントに、「アート3兄弟」というユニットで参加し、映像とトーク。急ごしらえのユニットだったが妙に重宝され、しばらくレギュラーみたいになった。


12月



「カウントダウン2007→2008  紅白戦」を、例年どおり京都・ARTCOMPLEX1928にて開催。紅白歌合戦の向こうを張り、メンバーが二手に分かれて紅白戦、と思いきや、黒木率いる「黒組」が乱入して、カウントダウン権をかけて争う、といった趣向。


2008年

1月



ニッポン放送「飯田コージのそれゆけ横浜放送局」に、企画と出演で関わる。1月2日に横浜で公開生放送だったので、元日にみんなでワゴンで移動した。

シアターガイドにて、「ヨーロッパ企画のギネスを塗り替えた個数でギネス」が連載開始。以降、諏訪の編集のもと「1000円チメンタルジャーニー」「ゆるウォーキング うまモーニング」「ギャラリーTG」「諏訪のミュージカル道」などを連載。

映画「魁!!男塾」を応援すべく、応援団長・黒木ひきいるメンバー有志が、京都市内を学ランで行進。黒木が映画化につよく共感し、自ら応援団長をかって出たもの。

京都・元立誠小学校でのイベント「RISSEI SHOW」に参加。教室を使ってメンバーそれぞれが、短編芝居やワークショップ、イベントなどを披露。


2月



京都シネマにて、「京都シネマVSヨーロッパ企画 vol.1 ~冬のサマータイムマシン・ブルース~」を開催。映画「サマータイムマシン・ブルース」ほかを1週間上映し、ゲストを招いてトーク。


4月



スタジオ企画「オセロ道」の出張企画として、永野・諏訪が「鷹瀬川桜まつり」で、オセロ30面うちを敢行。

イベント「ハイタウン Vol.0」を、京都Shin-biにて開催。「都市型演芸フェス」と銘うった、いろんなパフォーマーや劇団によるショーケースイベント。8月には「Vol.1」も開催。


5月



森翼「雨傘物語」のPVを、映像チームで制作。同時期、ghostnote「スタート」のWebCMも制作。

「サントリー1万人の第九」の、テレビCM・WEBCMに参加。「1万人の第九」の参加者たちの連続ショートドラマを作って演じる。翌年もまた出演。

第26回公演「あんなに優しかったゴーレム」を、「やったね10周年ツアー」と銘打って、7都市で上演。新人投手を追いかけていたドキュメンタリークルーが、土の巨像「ゴーレム」に翻弄されるサイココメディ。


7月



ムロツヨシさんによる「muro式.1『幾』-キ-」に、本多・永野が出演。また上田も加わって脚本を書く。以降、「muro式」には2回に1回くらいのペースで、本多・永野が出演。


8月



「第5回ショートショートムービーフェスティバル」スタート。共通タイトル「ゴ」は本広監督が選んだものだが、作りにくいタイトルだった。夏、冬、一般の予選会を勝ち抜いた作品たちが、翌年2・3月の本選でゲストと戦う、という半年がかりのイベントとなった。


9月



「童謡のつづきCD」発売。「ヨーロッパ企画の試験放送」内のコーナー「童謡のつづき」から生まれた、オムニバスCD。そして同時に番組終了となった。

ラジオ企画をきっかけに、8ビットパソコン・MSXによる「エレクトロンバンド」結成。メンバーは上田・諏訪+ボーカルとして西村・酒井など。以降、「OTODAMA前夜祭」「ロボピッチャーの死」「かせきさいだぁイベント」「石川浩司トーク&ライブ」などに出演。


11月



WOWOWミッドナイト☆ドラマ「藤子・F・不二雄のパラレルスペース」に参加。第2話「あいつのタイムマシン」の脚本を大歳・上田が書き、永野が出演。また、諏訪・本多もそれぞれ別の話数に出演した。

井ノ原快彦さん主演の舞台「昭和島ウォーカー」にて、上田が作・演出をし、メンバー7人が出演。PARCOとグローブ座の企画・制作による、ヨーロッパ企画にとっては初めての大舞台。井ノ原さんをはじめ、以後もご一緒するいろんな方々と出会えた。近未来のロボット工場を舞台にした、親子2代の物語を取り巻くSF群像劇。


12月



アニメDVD「jidouSPORTS」シリーズに、石田・諏訪・永野・本多が声優で参加。海外で作られたアニメに、画をみて即興でセリフをつける、という試みだった。

カウントダウン公演2008-2009「BOYS MEET GIRLS」を、大阪・シアターBRAVA!にて上演。劇団の10周年を記念して、つじあやのさんとのコラボレーションで行った、「恋」にまつわるオムニバスコント集。恒例の酒井ドッキリも、「客席にいる恋人に、時間が止まったという設定の中、プロポーズしてもらう」という、集大成的なものになった。


2009年

1月



ヨーロッパスタジオで、WEBラジオ「週刊!ヨーロッパ」がスタート。ABCラジオ「試験放送」の終了に伴って、WEBラジオ「試験放送の試験放送」をリニューアルしたもの。


2月



ABCテレビにて、「なだぎ式殺人事件」がオンエア。ザ・プラン9、チョップリン、ヨーロッパ企画の3組によるコント番組。 ある殺人事件をめぐる刑事たちの連作コント集。

名古屋にて、イベント「SHOW劇革命 FIRST GIG!」に出演。短編3本と映像2本を披露。


3月



なるみさん主演、永野が作・演出の舞台「ケセラセラ日和」を、大阪・ABCホールで上演。団地を舞台にした、引きこもりの主婦たちのドラマ。石田・酒井・角田・諏訪が出演し、それぞれ主婦・夫・息子の3役を演じた。

関西テレビ・京都チャンネルにて、「ヨーロッパ企画の町内会ディスコ」が2回にわたって放送。「イエゴラスイッチコンテスト」「小学生の恋愛相関図」など、地域に根ざした企画バラエティ。企画・出演から撮影・編集までを自前でこなし、番組作りの大変さに疲労困憊した。


4月



東京MXテレビにて、日大芸術学部放送学科とのコラボレーションによる「誰なんだ君たち」が、半年間にわたりオンエア。学生たちが提案してきた企画をやるハメになる、というバラエティ。


5月



第27回公演「ボス・イン・ザ・スカイ」を、6都市で上演。円形舞台に鉄塔を立てて行った、ドラゴンを倒す「光の戦士」たちが時代の趨勢に翻弄される空中演劇。変わり種の公演だったが、このとき初めて動員数1万人を突破。

ワークショップ「ヨーロッパ企画がshin-biで3日間」を、京都・shin-biで開催。初日は石川浩司さんと上田で、「アドリブ的-即興で人をひきつける方法-」というトーク+ライブ。2日目と3日目は、永野と本多がワークショップを開いた。


8月



ダンスのショーケース「対ダン!!」に、なぜかコントで参加。本多・永野・上田の3人が、J-POPと失恋をからめたコントを1本ずつ書いて、連作として披露。


9月



京都シネマにて、「京都シネマVSヨーロッパ企画 vol.2 ~スプーンが曲がる前に ~」を開催。前回と同じく1週間にわたって、映画「サマー~」や町内会ディスコの新作を披露し、ゲストを招いてトーク。

大歳によるユニット「イエティくん」が始動。第1回公演として、「スケッチ集 コテンパン・ラリー」を、元・立誠小学校で上演。舞台装置がマンガになっており、それの1コマずつが演じられていくコント集。その後、ユニット名から「くん」が取れて「イエティ」になった。

「おめでとう! 吉田寮ほぼ100周年祭」に出演。久しぶりに吉田寮食堂の舞台に立ち、コント「T-BOLAN」を披露。


10月



イベントルーム「カフェ・ド・念力」を、京都・三条御幸町に3ヶ月間限定でオープン。映画「曲がれ!スプーン」の宣伝をかねて、20席ほどのカフェスペースで、連夜イベントを上演。石田が自分の育てている植物を紹介する「石田花博」は、お客さんが1人だった。

ロフトプラスワンでのイベント「辻修は上田誠を訴えます。オールナイトで!!」にて、上田が辻さんに訴えられる。SSMFの打ち上げで起こったある事件を巡って、互いに証拠や証人をだしあい、最終的にお客さんが裁くという裁判イベント。見苦しいバトルのすえ、けっきょく上田の有罪となった。

ヨーロッパスタジオから派生したイベント「第1回ゲームムービーフェスティバル」を、東京カルチャーカルチャーで開催。実写+フラッシュゲームによる「ゲームムービー」をメンバーやゲストが制作し、グランプリを競った。


11月



NHK大阪「あほやねん!すきやねん!」で、短編「サラダバー」を披露し、レギュラー陣にエチュードを指導。以後、永野が劇をプロデュースしたり、コント「魔球」を披露したりも。

映画「曲がれ!スプーン」が全国公開。本広克行監督による映画化の第2弾であり、原作は「冬のユリゲラー」。舞台版ではエスパーたちの群像劇だったが、映画では長澤まさみさん演じるADを主人公として描いた。上田が脚本、諏訪と中川が舞台と同じ役で出演。メンバーもあちこちに出演。


12月



第28回公演「曲がれ!スプーン」を、8都市で上演。映画化のタイミングにあわせて、「冬のユリゲラー」をリメイクしての再々々演。

「カウントダウン2009→2010 ~シコミンピック~」を、例年どおり、京都・ARTCOMPLEX1928にて開催。映画化などに浮かれず自らの手で舞台を作るのだ、という自戒のもと、仕込み技術を競いあうオリンピック。


2010年

3月



「第6回ショートショートムービーフェスティバル」開催。「ロック」という共通タイトルのもと、ゲスト含めすべての監督が予選会からの参加となった。2か月にわたって4つの予選会と「落選監督の宴」を、そして5月には本選を東京・大阪で行った。


4月



永野の作・演出による舞台「ムネリンピック」が、神保町花月にて上演。元々はカフェ・ド・念力で行われた競技会イベントだったのが、舞台化して不条理演劇となった。芸人さんたちとともに角田も出演。

テレビアニメ「四畳半神話大系」の脚本を上田が担当、本多・諏訪が声優として参加。森見登美彦さんの原作小説をもとに、湯浅政明監督がアニメ化したもの。のちに「文化庁メディア芸術祭」で、アニメ部門の大賞をいただいた。


5月



PARCO-CITY FLYERにて、角田によるマンガ「ヨーロッパ企画のもっちゃり!おまかせ!プロもん太」が連載開始。コラボTシャツを作ったりもした。

ABCホール「中之島春の文化祭2010」に出演、大歳による短編「パーカー」を披露。 翌年以降も、このイベントに出演。


6月



イエティ#2「小ガイド 大ガイド」を、元・立誠小学校にて上演。「ツアー旅行」にまつわる劇。前半は旅行の話で、後半は刑事ものになる。


7月



第29回公演「サーフィンUSB」を、6都市で上演。温暖化によって世界が水没したあとの渋谷のビル街を舞台にした、サーフィンの情報化にまつわるコメディ。


9月



「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ」を、京都シネマで1週間にわたって開催。前2回の「京都シネマ VS ヨーロッパ企画」を自主映画祭としてリニューアルしたもの。永野・黒木・映像スタッフの山口淳太らが、それぞれ中編映画を監督した。

「ザ・プラン9 結成9周年記念公演. ~プラン9って9人じゃないんですか?~」に出演。娯楽の殿堂・なんばグランド花月にて、地味な短編「犬」を披露してしまった。


10月



イベント「ヨーロッパ企画の数打っていこう」を、umeda AKASOにて開催。ぴあ関西25周年を記念して、25個のプチ企画を行った。ゲストコメンテーターは藤村忠寿さん。


11月



イエティ#3「スーシーズ」を、京都・東京で上演。ある男が「自伝」に取りつかれ、自伝を出版したくてタレント本を真似たりする、という劇。

黒木の作・演出による「舞台版・智恵光院雀鬼」が、神保町花月にて上演。黒木が撮りためてきた自主映画がとうとう舞台化。芸人さんとともに、メンバーも何人か出演した。


12月



ALBUM EXPO OSAKA 2010にて、「アルバムEXPO劇場 ルーシー(仮名)の夏休み」を上演。しまおまほ×ヨーロッパ企画写真部による、写真をモチーフにしたアメリカの少女の物語。しまおさんの原案を諏訪が脚色、「ルーシー」役を角田が演じた。

短編映画「悲しみは地下鉄で」を、永野が監督。モーモールルギャバンとのコラボレーションによる、同名の楽曲をモチーフにした映画。上映会も何度か行った。

カウントダウン2010→2011「劇ラジ生放送とその前後」を、KBSホールで開催。KBSラジオでは永野と本多による生放送が行われており、それと並行してホールではイベントを行った。ラジオ側にメールを送ったり、バンド演奏をしたりと、生放送と連動する形をとったイベントだった。


2011年

1月



KBS京都にて「ヨーロッパ企画の暗い旅」がスタート。まだ見ぬ面白さの鉱脈を探すドキュメンタリーバラエティ。自分たちのファームとして自主制作でやる、というコンセプトなので、ロケは1カメ、テロップも1種類のみという軽装備。MCは石田と酒井、構成は上田、ディレクターは西垣匡基。

iPhoneアプリ「偶然にも最悪な永野 特別編 アウェイアローン」がリリース。諏訪プロデュースのもと、ゲームムービーをアプリ化。8月には第2弾「ツッコマニア」もリリース。


2月



永野宗典不条理劇場「虚業」を、京都・東京で上演。加藤啓さん、池浦さだ夢さんを客演にむかえ、役者である自らの虚構性を問いただす不条理劇。

経済産業省「コ・フェスタPAO」の「宮本茂PAO」に、上田と角田がトークゲストで出演。ニンテンドー DSiウェアの「うごくメモ帳」で作品を作り、宮本茂さんにプレゼンするという、ゲーム少年の2人には夢のような時間だった。

イベント「ゲームムービーフェスティバル2」を、東京カルチャーカルチャーにて開催。バッファロー吾郎・竹若さん、ブルボン小林さんを審査員に迎えて、9本の新作ゲームムービーを遊んだ。

本多力の俳優修業「あの大鴉、さえも」を、元・立誠小学校で上演。土佐・中川も出演。演出に村上慎太郎さんをまねき、500円で上演した。


4月



井ノ原快彦さんとのグローブ座舞台第2弾「芝浦ブラウザー」を、上田が作・演出し、メンバー7人が出演。近未来の芝浦の、タワーマンションの足元に広がるスラム街を、不動産会社の社員が覗きみる、というブラウジング劇。


5月



地元の「神泉苑祭」に参加して、ポップコーンの屋台をだす。以後毎年、フランクフルトやゲームの屋台を出したり、そこで暗い旅のロケをしたりと、恒例行事になる。


5~7月



「第7回ショートショートムービーフェスティバル」開催。共通テーマとして「SF映画」が設けられ、メンバー予選会と一般予選会ののち、東京で本選を行い、落選監督の宴もやった。


6月



イエティ#4「ドンキーヤング」を、京都と東京で上演。ヤンキーがドン・キホーテに行こうとして、ビレッジヴァンガードに迷い込んでしまう、という、文化圏をモチーフにした劇。

「久馬歩編集 月刊コント」に出演、短編「ゴッホ」を披露。以後も、このイベントやプラン9さんの企画に、たびたび呼んでいただく。


7月



NHKワンセグ2「青山ワンセグ開発」に、永野率いるヨーロッパ企画チームが参戦。ペープサートドラマ「タクシードライバー祗園太郎」で挑み、みごと観客投票で勝利。そして10月の最終決戦でも優勝し、祗園太郎はめでたくレギュラー放送の座を獲得した。


8~10月



第30回公演「ロベルトの操縦」を、6都市で上演。砂漠に駐屯している兵士たちが、兵器「ロベルト」に乗ってコーラを買いに行くところから始まる移動コメディ。この作品から、仕掛けや企画性に重きをおいた「企画性コメディ」シリーズが始まった。


10月



「ヨーロッパ企画の暗い旅」のロケとして、「朱一学区 区民大運動会」に出場。劇団事務所のある町内を優勝させるべく奮闘し、以後3年ほど戦いが続いた。

京都アートフェスタ「artDive」に、諏訪プロデュースのもと「ご飯」展を出展。メンバーや有志がめいめい作品を出品し、酒井が製作した「ランダムふりかけロボ 自由にかけるくん」が波紋をよんだ。

加藤啓アワー「私、光ってなかった?」を、元・立誠小学校で上演。加藤啓さんの個性あふれる脚本を上田が演出し、永野・本多・酒井と中村まことさんが出演。永野がひょんなことから「宗子」となり、運命の恋を求めて奔走する音楽劇。


10~3月



「タクシードライバー祗園太郎」のレギュラー放送が、NHKワンセグ2とEテレにてスタート。脚本・監督は永野、キャラクターデザインは角田、主人公の声は本多が演じた。全20話を作り、翌年3月に放送終了。映像チームがいよいよ動き出した。


11月



諏訪の作・演出による舞台「今宵、」が、神保町花月で上演。麻雀をやりたくて面子を集めるも、集まったと思ったら夢だったりして、夢と現実が交錯する、という麻雀劇。


12月



カウントダウン2011→2012「煩悩の数打っていこう」を、KBSホールで開催。約3時間で108個の企画をやる、というイベント。「パンにはやっぱりネオソフト」「ナカリョーシカ」など、好企画がいくつか生まれた。


2012年

1月



広島ホームテレビの番組「アグレッシブですけど、何か?」から生まれた舞台「草葉の陰でネタを書く。」に、準レギュラーだった石田・酒井・土佐が出演。片割れが死んで幽霊になった漫才コンビの話。広島・京都・東京で上演。


1~3月



関西テレビにて、連続ドラマ「堀江ブギーデイズ」がオンエア。上田や大歳、西垣が脚本を書き、永野やはじめメンバーが出演。堀江を舞台に、経営難の雑貨屋をどうにかしようとする女子たちの話。監督は瑠東東一郎さんで、以降、数々のドラマでご一緒することに。


2月



関西テレビにて、単発ドラマ「翼よ、あれが恋の灯だ」がオンエア。第2回公演をドラマ化したもので、永野が脚本を書き、諏訪が出演。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」に参加、上田と永野がこれまで撮った映画を上映。以後、毎年参加している。

イエティ#5「ブラッド&バター」を、京都・東京・大阪で上演。コンビニにパンを買いに行かされた女子中学生がタイムスリップし、中世ヨーロッパでパン職人とともにパンの歴史を変える、というパンのコメディ。

藤村・嬉野プロデュース「ヨーロッパ企画です。」が、北海道をはじめ各地でオンエア。これまでの短編コントを、水曜どうでしょうチームのお2人が映像化してくださった。北海道のスタジオで、1週間合宿するようにして8本の短編を撮影し、のちにDVDリリースもされた。


3月



映画「FLY!~平凡なキセキ~」が全国公開。主演は小籔千豊さんで、上田と山脇が脚本を書き、諏訪が出演。東大阪の工場員が、土手でUFOを見つけてしまい、宇宙人をかくまうという物語。


4~5月



都市型面白演目フェス「ハイタウン2012」を、元・立誠小学校で開催。各教室を使って、「コメディ実験室」や、イベント、映画上映、ライブ、アートマーケットなどを行った。京都の劇団やアーティスト、藤村・嬉野両D、せきしろさんとA先生、トーテムロックのお2人、AR三兄弟さんなどのゲストもお招きし、GWの7日間にわたってフェスをした。


5~6月



永野宗典不条理劇場#2「劇野郎が来る!」を、京都・東京・福岡で上演。全編あやつり人形劇による、客を求めて旅する一座の物語。途中からやはり、虚実いりまじる不条理劇になる。


7~9月



ドラマ「ドラゴン青年団」が、TBS系列にてオンエア。上田や大歳が脚本を書き、本多ほかメンバーが出演。東京タワーに現れたドラゴンを倒すべく、地方の青年団員たちが「光の戦士」となってクリスタルを集める、というファンタジーコメディ。


8~9月



イエティ#6「ウィークポイント・シャッフル」を、京都・東京・大阪で上演。アメリカの郊外で、正体不明の「THAT」に攻撃され続けている四姉妹が、外に出られないことから通信販売にハマる、という通販コメディ。


9月



「京都ニューシネマ Vol.2」を、京都シネマにて開催。諏訪・永野・黒木がそれぞれ中編映画を監督した。また「かせきさいだぁMVフェスティバル」では、メンバーがかせきさんのMVを作って競いあった。


10~3月



「タクシードライバー祗園太郎」シーズン2が、NHKワンセグ2にてオンエア。シーズン2は京都の四季をコンセプトに、またも全20話を制作。


11月



在阪ラジオ6局によるラジオドラマ「6COLORS」に、上田と西垣が参加。小栗旬さん・蒼井優さんによる「色」をテーマにしたシリーズ。「あのトイレが今日も赤」という作品を書き、中川が出演。


11~12月



第31回公演「月とスイートスポット」を、7都市で上演。月夜、繁華街の片隅で、瀕死のチンピラたちが時空をさまよう漂流コメディ。企画性コメディの第2弾として、別の時空間が舞台上に立ち現われる、という趣向で見せた。


12月



カウントダウン2012→2013「暗いカウントダウン」を、KBSホールで開催。この年は「ヨーロッパ企画の暗い旅」をフィーチャーして、作品の人気ランキングや名場面集を見つつ、闇鍋や立体ゲームなどの番組企画をまったりと楽しんだ。


2013年

1~3月



関西テレビにて、ドラマ「ヨメ代行はじめました。」がオンエア。大歳・西垣らが脚本を書き、諏訪をはじめメンバーが出演。経営難のガールズバーがヨメ代行業をはじめる、という話。


2月



イエティ#7「さらばゴールドマウンテン」を、京都・東京・大阪で上演。大阪・新世界の屋台を舞台に、インフレとデフレの風が一夜にして吹き荒れる、経済恐慌のコメディ。

2月 「ゆうばりファンタスティック映画祭」に、去年に続き参加。開会式の餅つきで、壇上の永野の番でちょうど時間が来てしまい、大勢の前で法被を引きはがされるという痛ましい事件が起こった。


3月~



Eテレにて「銀河銭湯パンタくん」が放送開始。小学校1~2年生むけの道徳番組で、未来の銭湯が舞台のSF人形劇。角田が脚本とキャラクターデザインを担当、上田が監修。


3月



オールナイトニッポン0 presents「前田建設ファンタジー営業部」という舞台を上田が作・演出、メンバーが出演。マジンガーZの格納庫を建設しようとする、建設会社の営業部の物語であり、実際の建設会社さんによるPR用のWEB連載が下敷きになっている。また、D×L CREATIONさんのモーションキャプチャー技術や、ARも活用した、技術の祭典のような公演になった。


4~9月



京都精華大学のポピュラーカルチャー学部にて、非常勤講師をうけもつ。諏訪を中心に「集団と企画~遊びからのクリエイション~」というカリキュラムを行い、半年間の授業の締めくくりに、生徒さんたちに演劇公演を打ってもらった。ここから毎年続いている。

福岡のLOVE FMにて、「こちらヨーロッパ企画福岡支部」がスタート。パーソナリティは石田。福岡にもっとハマりたい、というコンセプトのもと、京都から福岡に通って放送を行う。


4~6月



メ~テレにて、ドラマ「おとりよせ王子 飯田好実」がオンエア。大歳と酒井が脚本、宅配人として本多が出演。おとりよせグルメのマンガを映像化したもの。


5月



ヨーロッパスタジオにて、WEBラジオ「週刊!ヨーロッパ2」がスタート。1のパーソナリティだった石田から、土佐にバトンタッチ。


7月



イベント「永野・本多の2人のビッグショー」を、京都のカフェ・アンデパンダンにて上演。「劇的ラジオ」から生まれたイベントだったが、不条理すぎる内容で物議をかもした。

イベント「ハイタウン外伝」を、京都・UrBANGUILDにて上演。イエティほか、若手6団体によるショーケースイベント。


8~10月



第32回公演「建てましにつぐ建てましポルカ」を、7都市で上演。中世東欧の、迷路のような城を舞台に、パーティーに行きたい貴族たちが迷う「迷路コメディ」。迷路のような建造物で舞台を埋める、というコンセプトだった。


9月



「第6回したまちコメディ映画祭in台東」に参加。メンバーみんなで過去のSSMFの傑作選をやる予定だったが、台風で新幹線が止まり、ほとんどのメンバーがこれなかった。東京にいた何人かといとうせいこうさん、ゲストの京野ことみさんとで、来れてないメンバーのTwitterを中継したりして乗り切った。


11月



イベント「ハイタウン外伝vol.2」を、元・立誠小学校で3日間行う。1日目は、石田剛太の俳優修業「にぎやかな恋愛」という、石田によるほぼ一人芝居。2日目は若手5団体のショーケース。3日目は、上田誠トークショー「テレパシーはいらないよ」という、上田と角田のトーク。


11~12月



「京都ニューシネマ vol.3」を、京都シネマで開催。上田・諏訪・永野・黒木の4人が、それぞれ中編映画を監督した。またプログラムの1つとして「第8回ショートショートムービーフェスティバル ~ホラー映画大会~」も行い、11人がホラー映画で競いあった。


12月



イエティ#8「燃えろ! アストロ闘病記」を、京都・東京・大阪で上演。闘病ブログであくどく稼ぐ入院患者たちをくじくべく、主人公の女の子が口内炎を武器に戦う、スポ根アフィリエイトコメディ。

カウントダウン2013→2014「ゲー春2014」を、KBSホールで開催。オリジナルの盤ゲームやゲームムービーを持ち寄って遊び、「さかい遊技場」という謎の遊技場に迷い込む。ラストの「サカイの木馬」では、危うくけが人が出かけた。


2014年

1~2月



劇団アグレッシブですけど、何か?!「タネも仕掛けもございません!」に、石田・酒井・土佐が出演。前回公演につづく第2弾で、マジシャンの父とその娘の結婚を描くハートフルコメディ。全6会場で上演した。


2月



「さぬき映画祭2014」、「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014」に、京都ニューシネマvol.3で作った映画で参加。ゆうばりでは永野、みごと餅つきリベンジに成功。

フジテレビにて、「ヨーロッパ企画の26世紀フォックス」がオンエア。弱小映画会社「26世紀フォックス」の奮闘を描いたバラエティドラマ特番。上野樹里さんを新入社員役に迎え、「NO CG!」という合言葉のもと、「ハウリング」「どこでもじゃないけどロッカー」など、5本のしかけ撮影による映画をオムニバス風に見せた。


3月



諏訪ミュージカル企画「夢! 鴨川歌合戦」を、京都・東京で上演。シアターガイドの連載から始まった、諏訪が初めてミュージカルを作るという企画。音痴だけど歌が好きな主人公を本多が演じ、京都っぽいオリジナルミュージカルを作った。

時代劇専門チャンネル「天才脚本家 梶原金八~山中貞雄と京都鳴滝の仲間たち」で、メンバー8人が主演を務める。戦前の、伝説の脚本家集団「梶原金八」の青春を描いた群像ドラマ。

YouTubeにて、ECCさんとのコラボ企画「ヨーロッパ企画のECCで英語をはじめようチャンネル!」がスタート。メンバーがいろんな英語企画を行い、西垣がディレクション。

タクシードライバー祇園太郎の新作「時空編」を3本制作。


4月~



NHK・Eテレにて「ことばドリル」がスタート。小学校低学年むけの国語番組で、上田と伊勢村が脚本、メンバーが出演。探検隊、忍者、ロボット、怪盗ものなど、色んなシチュエーションで言葉にまつわるコントを演じた。


5月



「ハイタウン2014」を、2年ぶりに元・立誠小学校で開催。「コメディ実験室」「カフェド念力」「映画館」「アートマーケット」など前回からのプログラムに加え、「コメディホール」では上田が「象の鼻はなぜ長い?」という戯曲を演出。また「西村ブックセンター」では色んな出品者がオリジナルの本を販売。前回の参加者に、かもめんたるさんや飛び入りゲストも加わり、賑やかなフェスとなった。


5~6月



テレビ東京にて、「雨天中止ナイン」がオンエア。おぎやはぎ、かもめんたる、ヨーロッパ企画の3組によるインドアコメディで、雨が降りつづいている世界の草野球チームの話。脚本は上田が、そして音楽は滝本晃司さん、イラストは本秀康さんというゆかりある方々が務めてくださった。


7月



「ゆば yuba motion pictures」という企画枠の中で、「タクシードライバー祗園太郎 THE MOVIE」を永野が監督。世界の破滅と再生をペープサートで描いた。翌年6月にはドイツの「ニッポン・コネクション2015」で上映され、また「第3回ソウル九老国際子ども映画祭」では長編アニメーション最優秀賞を受賞。


8~10月



第33回公演「ビルのゲーツ」を、8都市で上演。ある大企業のビルに呼ばれたベンチャー企業の社員たちが、IDカードでゲートを開けながらビルをどんどん登っていく「ゲートコメディ」。また、キャンペーン企画では「ビルのゲーツ・エピソード0」というドラマを作って放送した。


9月



「第7回したまちコメディ映画祭in台東」に参加。前回台風で来れなかった雪辱をはたすべく、「したコメ再襲撃?!」として4本の映画を上映。しかしまたメンバーは大阪公演中で来れず、Skypeで出演した。

LaLa TVにて、アニメ「キョートカクテル」スタート。石田がラジオやイベントで温めてきた、トレンディな恋愛スケッチ「イシダカクテル」が、オリジナルアニメに。イラストは角田、フラッシュアニメは西村、バーテンと客役を諏訪と石田がゆるやかに演じた。翌年6月にはシーズン2も放送。


10月



「ヨーロッパ企画のブロードウェイラジオ!」が、京都・福岡・香川でスタート。「劇的ラジオ」の後継番組として、永野がパーソナリティ、大歳と伊勢村が構成を務め、ラジオドラマなどを毎週放送。

フジテレビで、「ヨーロッパ企画の26世紀フォックス2」がオンエア。今回も「NOCG!」を合言葉に4本の映画を作った。「スクールトレック」では、角田を中心に5日間の黒板コマ撮りを行って疲労困憊。「君は映画」では、上野樹里さんと永野による2画面長回し撮影を敢行。また、オンエア当日には、イベント「ヨーロッパ企画の26世紀フォックス 第1回株主総会」も行った。

ひかりTVオリジナル4K連続ドラマ「理系の人々」に、上田が監督で参加、本多やメンバーが出演。


11月



「週刊!ヨーロッパ2」の公開録音を、大阪・ロフトプラスワンWESTで行う。翌年の6月にも東京で開催。また、「ヨーロッパ企画のブロードウェイラジオ!」の公開録音を、福岡のカフェテコで行う。


12~1月



イエティ#9「カレの居ぬ間にビッグフット!」を、京都・東京・大阪で上演。探検隊がジャングルでビッグフットを探しつつも、それよりもネットのジャングルに迷い込んでしまう、というSNSコメディ。


12月~



任天堂WEBサイトにて、WEBムービー「アダムちゃん ~宇宙人が京都にホームステイ~」がスタート。WiiUをめぐる、地球を征服しにきた宇宙人と人間のSF紙人形劇。西垣が脚本と監督、キャラクターデザインは角田。


12月



YNN NMB48 CHANNELにて、短編ドラマ「放課後の悪魔」を、諏訪が脚本・監督。ミュージカル部員たちが放課後、悪魔を呼び出してしまう。悪魔は石田。本多と角田も出演した。

カウントダウン2012→2013 劇団ハイタウン新春興行「石田剛太のマトリョーシカ大作戦!」を、KBSホールで開催。この年からは劇っぽいスタイルに。石田の私物のマトリョーシカを総勢40人の出演者が劇やダンスでヨイショする、という茶番劇。「暗い旅」からのスピンアウト。


2015年

1月



BSジャパンにて、「インテリワードBAR 見えざるピンクのユニコーン」が放送。インテリワードを教えてくれるバーが舞台のコメディドラマ特番。ピースのお2人と夏帆さんをお客さんに迎え、諏訪・永野・本多がバーテンを演じた。ゆかりある演劇人の方々や、かもめんたるさんも出演。

フジテレビにて、「一旦、カメラ止めようか?」がオンエア。「26世紀フォックス」と同じチームで、今度はフェイクドキュメンタリー風のコメディを制作。ユースケ・サンタマリアさんと三上真奈アナが、情報番組のロケ中に、一反もめんや意志をもつ家電などのオカルト現象に出会う。メンバーはロケクルーを演じた。


2月



例年に続いて、「さぬき映画祭2015」と「ゆうばりファンタスティック映画祭2015」に参加。26世紀フォックスの作品やキョートカクテルを上映。また、さぬきではブロードウェイラジオの公開録音も。

ヨーロッパスタジオで「ヨーロッパ企画の京都案内所」がスタート。メンバー行きつけのスポットを案内する、という連載企画。


3月



舞台「TOKYOHEAD~トウキョウヘッド~」を、上田が作・演出、石田・酒井・諏訪・土佐が出演。対戦格闘ゲーム「バーチャファイター」のムーブメントを描いたノンフィクション小説の舞台化。ゲーセンを舞台にし、キャストが実際にゲームを練習して対戦した。また「前田建設~」に続いて、D×Lさんのモーションキャプチャー技術も導入。客席にはゲーマーの方々の姿も。


4~6月



BSジャパンにて、「インテリワードBAR 見えざるピンクのユニコーン」がレギュラーに。新たに東京03さんが主演となり、全13話をオンエア。神と人間が争う壮大なサーガとなった。


4月



「第9回ショートショートムービーフェスティバル」を開催。共通テーマは「ラブコメ映画」。4月には京都大会を、9月には「第8回したまちコメディ映画祭 in 台東」で東京大会を行い、初監督の中川が2冠を達成するという番狂わせが起きた。


5月



LaLaTVにて、「キョートカクテルシーズン2開始記念~ヨーロッパ企画の京都をめぐる恋と冒険~」をオンエア。「2」の放送に先駆けて、こちらは主に実写によるメンバーの京都案内。

CBCラジオで、ドラマ特番「ミライの食卓」がオンエア。大歳の脚本による、名古屋のソウルフード「みそ」を巡るSFホームコメディ。主演は安倍なつみさん、メンバーやつボイノリオさんも出演。

Dance Fanfare Kyotoにて、ダンスコメディ「呼び出さないで!アフタースクール」を上田が作・演出、土佐が出演。上田が初めてダンサーの方々と作った、アイドルの曲をめぐる学園コメディ。


6月



アニメ「パロウッド」の吹き替えを、メンバーとかもめんたるさんが担当。ハリウッド映画をパロディアニメ化する人気シリーズの日本語吹き替え版。新宿シネマカリテで上映され、DVDにもなった。


6~7月



イエティ#10「俺の白飯を超えてゆけ!!」を、京都・東京・大阪で上演。大衆食堂を営む夫婦が、外食産業のブームの移ろいに翻弄される、B級グルメコメディ。京都公演では「西村ブックセンター」も同時開催され、大いに賑わった。


6月~



YNN NMB48 CHANNELにて、WEBドラマ「ぬーさん」がスタート。諏訪が脚本・監督し、NMB48さんと永野・本多・土佐が出演。シェアハウスの七不思議とルームメイトのお話。


8月



「ハイタウン外伝vol.3」を、元・立誠小学校で開催。イエティなど7団体によるショーケース。


9~11月



第34回公演「遊星ブンボーグの接近」を、9都市で上演。小人の宇宙人たちが地球へ旅行にきて、OLの机の上の文房具を観光する「文房具コメディ」。キャンペーンでは、ラジオCMのBGMを「バンブラP」で募集したり、文房具屋の娘・西村がグッズを作ったりした。


11月



イベント「ヨーロッパ企画のOFF・OFF大魔境」を、下北沢OFF・OFFシアターで3日間開催。「黒木祭2015」、「ヨーロッパ企画ラジオサミット」、「永野・本多の2人のビッグショー・リベンジ」という3夜連続のイベントと、昼間は「西村ブックセンター下北沢店」をオープン。


12月



ドラマUR「引っ越し先は団地になりまして」が、ケーブルテレビでスタート。大家族が次々と団地を引っ越すホームコメディ。メンバー全員が出演し、中川演じる小学生の男の子が話題をさらった。

イエティ#11「杉沢村のアポカリプティックサウンド」を、京都・東京で上演。忌まわしい「杉沢村」を舞台に、悲劇と惨劇がぶつかりあってハウリングを起こす、ホラーコメディ。

ぴあ関西30周年イベント「ヨーロッパ企画の関西特捜最前線-劇団員はみた!-」。メンバーが特捜課の刑事となり、関西の気になる物件や案件を捜査。しかし京都のネタばかりだった。

カウントダウン2015→2016 劇団ハイタウン新春興行「中川晴樹のボイストレーニング大作戦!」を、KBSホールで開催。短編映画「恋する極道」で気になった細すぎる歌声を、みんなで寄ってたかって太くする、というストーリー。ラストはやくざになった中川が撃たれて死ぬ。


2016年

1月



「京都ニューシネマ vol.4」を、京都シネマで開催。上田・角田・西垣・黒木が、それぞれ「恋の小フーガ」「ケルン」「おどりおに」「硬派探偵3」を監督。「酒井善史ナイト」や、第1回公演「UFO~」の特別上映会も行った。


2月



黒木の作・演出による舞台「硬派探偵~今が最高だと覚悟する~」が、神保町花月で上演。「大型爆弾で街を爆破する」という脅迫状に、硬派探偵・剛田石男が立ち向かう。

イベント「ハイタウン外伝vol.4」を、元・立誠小学校で開催。「告白」をテーマに、6団体が短い演目を作って披露したショーケース。酒井はすべての演目に出演した。

福井県をPRするWEBドラマ「夢叶う、福井県」が公開。主演は剛力彩芽さん、上田が脚本、メンバーも出演。福井県でオールロケをし、ホテルでは蟹が山ほど出た。

関西テレビのドラマ「大阪環状線」の、福島駅の回を角田が書き、永野とともに出演。以降のシーズンにも西垣らが参加。

例年に続いて、「さぬき映画祭2016」と「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」に参加。京都ニューシネマVol.4の作品などを上映。


3月



ロフトプラスワンWESTで、「週刊!ヨーロッパ2」の公開録音を開催。ヨーロッパハウスに落ちていたゴミの犯人を、高校生・永野崎がつき止める「お掃除番長 THE MOVIE」を黒木が監督。犯人は酒井だった。

本多力が主演した映画「食べられる男」が、大阪アジアン映画祭で上映。一週間後に宇宙人に食べられる男の悲哀を描いた映画。ヨーロッパ企画がプロデュースに関わり、上田も脚本協力。翌年には新宿でも公開。

カーナビ「イクリプス」のWEBムービー「パパは宇宙人」を、諏訪が脚本監督、永野がパパ役で出演。


4月~



NHK・Eテレにて、「趣味の園芸グリーンスタイル~京も一日陽だまり屋」がスタート。京都の花屋を任された新米店主・翔太が、妖精コノハとともに奮闘するペープサートドラマ。


4月



「中之島春の文化祭2016」に出演し、メンバー全員が出る新作コント「孤島ゲーム」を久しぶりに作る。


5月



2年に1度のフェス「ハイタウン2016」を、元・立誠小学校で開催。「コメディホール」「コメディ実験室」をはじめ、物理的に回りきれないほどの演目を、各教室で披露。ゴールデンウィーク4日間の最終日は、福田転球さんを交え、役者総勢50人ほどによるエチュードコントを敢行。打ち上げで「石田戯曲賞」を獲得したのは、きたまりさん率いる「相撲コメディ」だった。

元・立誠小学校で、「HARCOの春フェス 2016 in KYOTO」に出演。HARCO、空気公団、GOMES THE HITMANの3組に交じって、各バンドの紹介を織り交ぜた刑事コントを披露。


6~7月



イエティ#12「ヤだなコワいななんかヘンだな」を、3都市で上演。幽霊を成仏させるお話。前回はホラーコメディだったが、今回は「幽霊の出てくるコメディ」だった。


8月~



YNNチャンネルで、「非ホロノミック系 茶店のガール」がスタート。諏訪が脚本監督を務めた、NMB48とのWEBドラマシリーズ。今度はロボットもので、酒井がラジコンロボを作ったが、撮影中によく止まった。


9~11月



A第35回公演「来てけつかるべき新世界」を、10都市で上演。大阪・新世界のおっさんたちが、ドローンや人工知能などのテクノロジーに翻弄される「新世界コメディ」。酒井が技術班として、ロボットや電気仕掛けのビリケンさんを作った。翌年2月、第61回岸田國士戯曲賞を受賞。


9月



「ヨーロッパ企画の本 我々、こういうものです。」が、ミシマ社さんより発売。役者スタッフそれぞれが原稿を書き、ヨーロッパ企画を色んな切り口で紹介した本。コーヒーのシミや乱丁をわざと入れ込むなど、野心的な試みも。


10月



iPhoneアプリ「ツッコマニア2」をリリース。今度はスポーツ篇。ゲーム実況界隈で盛り上がりを見せるも、実売には影響せず。

オムニバスショートムービー「HONETSUKIDORI」が、香川・丸亀市の会場や、WEBで公開。本広克行プロデュースによる、丸亀市のPRを兼ねた連作ムービー。名物「骨付鳥」を絡めつつ、ジャンルの違う5作品を、山口・酒井・黒木・角田・永野が監督。


11月



NHK BSプレミアムの企画、「ネットで決戦!#(笑)動画作ってみた」に参加。「ヨーロッパ企画のミクロコスモス」という3分間のちまちましたコントで挑み、1回戦は通過するも、あえなく決勝で敗れる。作った動画をバズらせられるかが勝負の決め手だった。


12月



劇団プレステージ×ヨーロッパ企画「突風!道玄坂歌合戦」を渋谷で上演。諏訪によるミュージカル「諏訪ミュ」の第2弾。道玄坂のピザ屋さん同士の、ウエスト・サイド物語のような抗争劇。

BSジャパンの番組「流星放送局」に参加。ムロツヨシさん司会による、生放送で流星群を見る番組。その中のショートドラマ数本を上田が書き、メンバーが出演した。

ネスレのWEB動画サイト「ネスレシアター」のショートムービー「その手があったか」を、石田が脚本、山口が監督。メンバーも多数出演し、伝説の棋士たちと共演を果たした。

イエティ#13「コテンパンラリー2」を、3都市で上演。短編を30本やる、というコンセプトの、コントオムニバス。ところが途中から消化しきれなくなり、舞台裏のドキュメンタリーのようになっていく。

カウントダウン2016→2017 劇団ハイタウン新春興行「愉快青春! さか落としキャンパスロード」を、KBSホールで開催。作・演出を、この年は黒木が担当し、約20ものサークルが入り乱れて戦う青春活劇を作り上げた。特別ゲストはマンボウやしろさん。主人公の酒剣玉男(さけつるぎたまお)は、最後に「さか落とし」を決められなかった。


2017年

1月



イベント「ヨーロッパ企画の暗い旅ナイトin TOKYO」を、東京カルチャーカルチャーで開催。DVD第3弾の発売を記念し、これまでの名場面集などを東京のお客さんに初お目見え。6月には京都でも開催。


2月



8K解像度によるドラマ「囲むフォーメーションF」を、電通さんと制作。2005年にやった本公演「囲むフォーメーションZ」をベースに、9部屋を同時に俯瞰で見せる、という趣向に挑戦。諏訪の脚色・演出のもと、16人の役者で長回し撮影。

フロムエーのWeb動画「空想アルバイターホンダくん」が公開。諏訪が脚本・演出を担当、山口・鍋島が撮影と編集をし、本多・石田が出演。


3月



この年もまた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」に参加、「HONETSUKIDORI」などを上映。

フジテレビにて、ドラマ「ストリートワイズ・イン・ワンダーランド-事件の方が放っておかない探偵-」がオンエア。安藤政信さんを主演に迎えた、ややこしい事件につい巻き込まれてしまう群像探偵ドラマ。探偵に付きまとう取り巻き役として、メンバーみんなで出演。「26世紀フォックス」と同じチームで作った。


4月



「ヨーロッパ企画のブロードウェイラジオ」に、永野のパートナーとして藤谷理子が加わる。また、「こちらヨーロッパ企画福岡支部」もシーズン5へ。生放送の試みや、イシダカクテルの新しい潮流「初恋カクテル」も。

アニメ映画「夜は短し歩けよ乙女」に、上田が脚本で参加、本多が声で出演。「四畳半神話大系」に続く、森見登美彦さん原作、湯浅政明さん監督による腐れ大学生の物語。

YNN NMB48チャンネルで、ぬーさん特別編「ぬーさん、江戸へ行く」が配信。東映京都撮影所さんとのコラボで、時代劇にチャレンジ。

第61回岸田國士戯曲賞の授賞式で、「来てけつかるべき新世界」の第3.5話「御堂筋はこんな日も、自動運転でスイスイと」を余興として上演。暗い旅でこの模様を追いかけた。受賞作の戯曲本も発売に。

映画「海辺の週刊大衆」が、第9回沖縄国際映画祭で上映。せきしろさん原作の、無人島に漂着したら週刊大衆しかない、という話を、ピース又吉さん主演で映画化したもの。上田が脚本を書き、メンバーも主人公の回想のあちこちに出演。


4月~



「ヨーロッパ企画presents ミズノ部活あるある劇場」がWEBでスタート。MIZUNOのトレーニングシューズのプロモーションとして、「部活あるある」をメンバーがアラフォーながら演じた。

MBSにて「そらいろのーと×ヨーロッパ企画 たぶん日本一短いお天気ドラマ」がオンエア。天気のうんちくを語るマスターのいる喫茶店でのショートドラマ。


4~5月



下北沢トリウッドにて、「ヨーロッパ企画と下北沢映画祭のトリウッド大作戦」が開催。これまでに撮った映画の数々を、2週間にわたって上映。ゲストがタナカカツキさんの日にはほとんどサウナの話に。秋には「特別篇」として、舞台映像の上映会も。


5月



「ハイタウン外伝vol.5」を、元・立誠小学校で開催。「初体験コメディ」という縛りで、6団体が演目を披露。「劇団暗い旅」なる団体が現れるも、劇団とは名ばかりの茶番だった。

クリープハイプ「イト」MVを、山口淳太が監督、諏訪・中川が出演。角田がクリープハイプメンバーのペープサートを描いた。

テレビ朝日にて、「舞台バラエティ 澤部パパと心配ちゃん」がオンエア。公開収録による、ホームコメディ風の情報バラエティ。上田・大歳・西垣が脚本、本多・永野が出演。永野は膨大なうんちく台詞に脂汗をかいた。


6月



「京都ニューシネマ vol.5」を、京都シネマで1週間にわたり開催。諏訪・大歳・角田・黒木がそれぞれ、「マスマティックな夕暮れ」「ノックは3回、クリックは2回」「CAIRN remix」「硬派探偵4」を監督。

「『ヨーロッパ企画です。』第2弾を鑑賞する集い」を、京都・東京で開催。北海道テレビの藤村・嬉野両氏がプロデュースする、コント映像制作プロジェクト。今回はロケによる撮影で、「モグラ」「死なない」「西遊記」など新作8本ができたので、それを見てはコメントしていった。

京都岡崎音楽祭2017「OKAZAKI LOOPS」に、石田と上田が参加。石田は昨年に続いてリーディングドラマを書き、上田は作家・平野啓一郎さんとトーク。


7月~



Youtubeで、「ポチっと発明ピカちんキットチャンネル」がスタート。永野・酒井らが扮する「ピカチンズ」が、臭いシャボン玉や巨大ハンドスピナーなどを発明していく。


8月



「ヨーロッパ企画の暗い旅」が、テレビ神奈川でも放送スタート。またこの時期、本公演にむけての暗い旅特別篇「室内トロンプルイユコンテストの旅」が、各地でオンエア。

NHK BSプレミアム「京都異界中継」の中で、「タクシードライバー祗園太郎・異界案内編」がオンエア。2年ぶりに、祗園太郎の新作を4本作った。


8~10月



生放送アニメ「直感×アルゴリズム 」の脚本を、西垣・大歳らが担当。バーチャル空間で生まれた2人のAIが、日中の架け橋となるべくアイドルを目指す。途中、急に実写ドラマになる回では、永野・土佐・本多も出演。


9月



テレビ東京「下北沢ダイハード」の第7話、「手がビンになった男」を、上田が脚本、土佐・中川が出演。


9~12月



第36回公演「出てこようとしてるトロンプルイユ」を、11都市で上演。1930年代のパリを舞台に、不遇のだまし絵画家が遺した作品群を紐解いていく、「だまし絵コメディ」。角田が劇中に出てくる絵画を監修し、夥しい数のだまし絵を作成。後半の奇妙な構成で客席が不穏に。


12月~



大阪チャンネルで、「魔!淀川キャッチボール部」がスタート。NMB48×諏訪によるドラマシリーズ。ニートの女子3人と自称元プロ野球選手が河川敷で出会う、キャッチボールドラマ。


12月



カウントダウン2017→2018「電撃リクエスト2018 ~杉浦は『囲むフォーメーション』ノベライズの夢を見るか?~」を、KBSホールにて開催。ここまでのヒストリーの中から、熱いリクエストを募ります。