■「骨董の鑑定と写真の技術が上がりました…多分」(西村)
西村 私は年間を通して、立誠にはよく出入りしてましたよね。立誠の公演のお手伝いに行くキャラ(笑)。それで秋には、諏訪さんが言ってた「アートダイブ」に参加して。
諏訪 作品売ってたんだけど、それがむっちゃ高かったからねえ(笑)。4,000円ぐらいしてたから、樹脂作品。樹脂高ぇ! って(一同笑)。
酒井 ガレージキット並みの(笑)。
西村 いや、売りたくなかったんですよ。量産したら安くなるんですけどね。まあそれで「樹脂楽しいな」ってなって、イエティの『ブラッド&バター』で、小道具として呼ばれたんですよね。パンのブレスレットみたいなの作りました。
酒井 1日か2日ぐらいだったけどね(笑)。
諏訪 で、その間は何してたの?
西村 えー…何してたんやろ? 全く記憶にない期間があるなあ。その時はバイトとかもしてないですし、スッと抜けてます。カウントダウンも出てないですし。
酒井 じゃあ、記憶があるのは?
西村 イエティがあってから、ハイタウンもちょこちょこ手伝って…あ、その頃から骨董屋で働いてました。
酒井 京都らしいバイトを。
西村 ねえ。仕入れも京都でやってました。
諏訪 写真も撮りまくってたよね?
西村 ネットショップみたいな所だったんで、商品の写真を撮って載せてたんですよね。だから写真の技術はアップしましたよ、多分。
諏訪 鑑定とかもできるんだ?
西村 そうですね。象牙の素材とか、茶碗の印を見るとか。
酒井 「何でも鑑定団」できるやん!(笑)
諏訪 そうだ、できるんだよねえ。
酒井 すごい技術やん。そのうち贋作とかも作れるんちゃう?(笑)
西村 樹脂で象牙を贋作するという(笑)。でもそこも夏で辞めて、その後は旅行に行ってましたね。諸国漫遊(笑)。
諏訪 あー、確かに、よく旅行に行ってるなーって感じやった。
酒井 どこ行ってたんだっけ?
西村 葉山とか金沢とか。青春18きっぷを使って、長野にも行きました。美術館行ったり、海で泳いだり。
諏訪 どこが一番楽しかった?
西村 葉山かな? リゾート感のある所で。8年ぶりぐらいに海に行ったから。
酒井 こんな(大きな)グラサン買ってきてたもんねえ。
西村 全然似合わんかったけど(笑)。でもまあ、人にもよく会うようにしていたので、知識だけは増えましたね。
諏訪 それを女優として生かしていくと(笑)。
■最後に:今後ヨーロッパ企画で生かしていきたい経験は?
酒井 今回はイエティでやってるような役が一番近いというか、設定が似てるんで、それは生かしていけるかもしれないですね。あと発明的な部分では、小道具を作ったりするだろうから、その経験も生かしていきたいなと思います。ちゃちい小道具は僕で、樹脂はにっしゃんで。
西村 ねえ、樹脂の小道具を作って…より裏方的になってますよね(笑)。あと、葉山に行った時に、人前でビキニを着たから…。
酒井・諏訪 えー!!
諏訪 それは見たかったなあ(笑)。
西村 開放感ありましたね。大胆な私、みたいな(笑)。それで一皮むけてればなあ、と思います。
諏訪 僕は…今回の舞台に生かせそうなことは、ちょっとなかったですねえ(笑)。また次回の本公演に生かせればいいなあと思います。
西村 ラバが出てくればよかったのに(笑)。
諏訪 そうやね。次回以降に、上田君に生かせる役を頼んで…ラバ面白いと思うんやけどねえ。
西村 ラバコメディ(笑)。
酒井 ラバ10頭ぐらい使って…キャラバンみたいになりますよ、旅公演が(一同笑)。
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